田立屋の歴史

嘉永元年（1848年）に初代大宮徳重が木曽田立村（現在の南木曽町田立）から松本へ来て小間物商を始めました。
当時、今の場所は松本城内で一般の立ち入りが禁じられていた場所のため、さらに南側の博労町と言われていた場所からのスタートでした。

そこから明治4年の廃藩置県により城内が一般の方も利用できるようになり、現在の大名町の場所へ移ってきました。
扱う商品はかんざし、帯締め、白粉、紅など内外化粧品と幅広く”萬國小物商(ばんこくこものしょう)〟として評判となる時代もありました。時代の流れと共に扱う商品は変わっていきますが、いつの時代もお客様の美に寄り添ってきました。
当時の歴史を感じることができる看板などが大事に保管されていますので、ご興味のある方はお声がけください。ご覧いただくことができます。

昭和48年に現在のビルが建てられてから何度も改装を行ってきましたが、2020年7月に田立屋の歴史の中でも大きな改装工事を行いました。
このように多くの人に支えられ、約170年以上 松本の地で化粧品店を営んできました。

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大切にしていること

「化粧生活を明るく楽しく」
この言葉は田立屋スタッフ全員が大切にしている想いです。

たくさんの化粧品が溢れている中で何を選んだらいいのか分からないという方や、肌のお悩みも人それぞれ。
どんな方にとってもキレイになるきっかけとなっていただけるよう、多くのブランドを常に取り揃えています。

特に、カウンセリングでは肌の悩みや色などのご相談から、時代とともに変化していくライフスタイルにも合わせてご提案しています。
忙しい方にはいくつものステップではなく「最低限これだけはやりましょう」をご提案。
肌に合わせた商品を選ぶのはもちろん、その中から気持ちがときめくものを一緒に選ばせていただいています。

田立屋の新たなシンボル

店の中央にある螺旋階段は50年前から田立屋のシンボルです。
そして、2020年7月の改装で新たなシンボルができました。螺旋階段を囲うように設置されたドレッサーです。

たくさんのブランドがある中で、他のブランドも含めて組み合わせながら化粧品を試せる場所となっています。

長く愛させれ続けている商品

『薬用オパール』
1926年の発売以来、今もなお愛用者を増やし続けるロングセラー商品です。
お母さんからお子さんへ、そしてお孫さんへと代々受け継ぎ、長くご利用される方も多くいらっしゃいます。
過酷な環境にさらされる肌を優しく包み、健やかな力を呼び覚まし、様々なトラブルを防いでくれます。

『田立屋コットン』
原料は綿100%を使用。大判で肌触りが優しく毛羽立ちません。
毎日しっかり、安心安全で使っていただけるのは田立屋オリジナルだから。
良いものをお安く提供したいという想いに共感していただき、こちらもたくさんのご愛用者様がいるロングセラーです。

どんな人にも合う化粧品が揃っている

松本近隣にお住まいの方はもちろん、県内外から訪れた方にもぜひお立ち寄りいただきたいです。
お客様のパーソナルな要素を提案できるブランドや、アパレルブランドがコンセプトをメイクに落とし込んだブランドなど、老若男女の美を提供いたします。

大切な方への贈り物に、と立ち寄る方もいらっしゃいます。
１階はバリアフリーになっておりトイレにはベビーベッドを常設し、お子様連れでも気兼ねなくご来店していただけます。

自分に合った化粧品を選んで欲しい！
綺麗になりたい！
変わりたい！
と思った時に、明日が明るくなるようなアドバイスをさせていただきます。

みなさまのご来店を、心よりお待ちしております。